ジャパンエナジー、グループの中計に沿い経常益400億円確保目指す

摘要

ジャパンエナジーは、新日鉱ホールディングスが策定した2004～2006年度中期経営計画に沿って、製油所の競争力を強化し、サルファフリーなど環境投資も実施しながら2006年度では400億円の経常利益確保を目指す。 石油事業を取り巻く環境は、中国の需要伸長等を背景に原油価格が高水準で推移する中、国内では品質規制が強化され、流通段階での厳しい競争も継続、環境対応投資が増加するうえ、石油製品需要は総体として減少しているため、精製能力も徐々に減少していく。 こうした認識の下、「販売シェア10％に対し利益シェア15％を確保」するため、環境問題への対応を進めながらコスト競争力の強化と収益力の向上を図っていくのが基本戦略。