エチレン、上期生産は6％増の364.7万トン～暦年で4年ぶり増加に－設備増強·定修系列減少で／平均実質稼働率は97％の高水準－

摘要

今年上期（1－6月）のエチレン生産量は364万7,100トンと前年同期比6,3％増加し、暦年で4年ぶりに前年実績を上回る見通しとなった。 出光石油化学·徳山が昨年末にエチレン設備を増強したほか、定修系列が減少して生産能力の損失幅が前年より縮小したことが背景にあり、今年上期の定修要因を除いた平均実質稼働率は97％程度の高水準となった。