宇部興産、11月CPL＄2，020で決着～＄80下げ／調整局面に

摘要

宇部興産は、2017年11月積みの韓国·台湾大口向けCPL（カプロラクタム）契約価格（CIF価格）を前月比80ドル下げのトン当たり2，020ドルで決着した。同社は10月積みを280ドル上げの2，100ドルと大幅な値上げで決着したが、決着後もスポット市況の騰勢は続き、 11月初頭には最高で2，200ドルまで上昇。しかし、この辺りで騰勢に天井感が見え始め、買いがスートップし たことで下落に転じた。同様にナイロンチップの価格も11月から下落基調となっており、調整局面となっている。