三菱ケミ、アジアの地域統括会社設立準備進捗～社長人事など決定

摘要

三菱ケミカルホールディングスは、2017年4月1日に発足する三菱ケミカル（三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社統合会社）が米国、欧州、中国、アジアパシフィック地域で設立予定のリージョナルヘッドクオーター（地域統括会社）発足に向け準備を進めている。このほど、設立時期が未定だった中国地域統括会社「三菱化学（中国）管理」の設立時期を6月1日に決めたほか、同社の社長に三菱麗陽（上海）管理の白上博能董事長総経理が就任する人事を発表した（今後も現職を兼務）。また、アジアパシフィック地域に4月1日付で設立予定である「三菱ケミカルアジアパシフィック」の社長には、三菱化学の理事兼三菱化学シンガポールの社長を務める日本化成（三菱化学100％出資）の稲見英紀現常務が就任する（なお、稲見氏は三菱化学シンガポールの社長を継続するほか、3月1目付でエムシーシーピーティーエーアジアの社長も兼務）。