SOCAR、アゼルバイジャンで60万tのクラッカー建設を計画

摘要

アゼルバイジャン国営石油会社（SOCAR）は、アゼ／レバイジャンのGaradaghで石化コンプレックスとガス処理設備の建設を計画している。このほどテクニップに、エチレン設備とNGL（天然ガス液）処理設備、各種オフサイト設備のEPC（設計）業務を発注した。建設するのは、テクニップのCryomaxテクノロジーを採用した年間処理量100億m~3のガス処理設備と、年産60万トンのエチレン／12万トンのプロピレンを製造できるスチームクラッカー。川下の石化製品設備の詳細は明らかでないが、同石化コンプレックスではPE（ポリエチレン）は製造しない予定となっている。