三菱ガス化、鹿島で光学特性に優れた特殊PC樹脂量産～2009年から

摘要

三菱ガス化学は鹿島工場（茨城県神栖市）で、高い光学特性を持つ特殊PC（ポリカーボネート）樹脂「ユピゼータEP－5000」「同4000」の量産を開始する。 溶融法による年産400トンのセミコマーシャルプラントを建設し、2009年中に稼働させる予定。 エピゼータは熱可塑性樹脂としては世界長高水準の屈折率と超低複屈折特性を兼ね備えるほか、流動性に優れるため薄肉成形加工なども容易。 デジタルカメラ用レンズ材料としての採用が拡大しているため増産を決めた。