シノペック／台湾企業、中国「古雷石化計画」の事業会社設立

摘要

シノペックと台湾企業は、「古雷（Gulei）石化統合プロジェクト」を進める事業会社とし て「福建古雷石化」を2016年11月7日付で設立した。福建古雷石化は、福建錬油化工（FPCL、シノペックと福建省政府各50％出資）と、台湾企業勢で構成される旭騰投資 （Xuteng Investment Company）の折半出資企業であり、福建省津州市で278億元を投じ、EVA（エチレン酢ピコポリマー）年産30万トンと、EO（エチレンオキサイド、27万トン）／EG（エチレングリコール、45万5，000トン）、PO（プロピレンオキサイド）20万トン、SM（スチレンモノマー）55万トン、PP（ポリプロピレン）30万トン、SBS（スチレン·ブタジエン熱可塑性エラストマー）樹脂10万トン、ブタジエン5万5，000トンなどを建設する 計画。2017年内の着工、2020年上半期の稼働開始を予定している。