インドネシアの石化状況、今夏中にPTAとLABを手直し増強

摘要

インドネシアの石油化学工業が立ち直ってきた。 GDP成長率の上昇に伴い化学品の販売も堅調に推移している。 今年も内需の拡大を期待し、PTA（高純度テレフタル酸）やLAB（ソルトアルキルベンゼン）ではこの8月までに5～6万トンの手直し増強が実施されるなど、化学業界では5～10％の伸びを見込hでいる。 原材料の値上がり分を製品価格に転嫁できるかどうか不安要素も残るものの、比較的高い経済成長は続く見通しだ。