産機工の「プラスチック成形機中期需要予測」～上射出成形機後退

摘要

プラスチック成形機の2005年需要は、4年ぶりに減少へと転じる見通し。 （社）日本産業機械工業会がまとめた「プラスチック機械中期需要予測」によると、射出成形機、押出成形機、ブロー成形機の主要3機種のうち、押出成形機やブロー成形機は引き続き需要増となるものの、射出成形機が1割以上も減少すると予測している。 国内では自動車関連業界やIT関連業界が比較的堅調に推移するが、家電業界等の海外生産拠点シフトが続き前年比微減を予想。 輸出は中国の設備投資減少、米国での需要低迷に加え原油高騰、鋼材費高騰などの影響が懸念される。