総合化学大手5社の4－9月期決算～全社増収も2社で減益－通期見通しはいずれも増収増益見込み／構造改革も寄与－

摘要

総合化学大手5社（三菱ケミカルホールディングス、住友化学、三井化学、旭化成、東ソー）の2014年4－9月期連結決算は、全社で増収となるも住友化学と旭化成の2社で減益となった。石化関連の業績はいずれも回復しているが、減益の2社では情報電子部門や医薬品関連部門における価格低下が響いた。ただ通期予想は5社ともに増収増益を予想。三井化学·旭化成·東ソーの3社は営業利益·経常利益·当期純利益を上方修正した。