韓国の石化事情、生産·輸出·内需とも堅調～APIC2014より（2）－エチレン生産増勢維持／合繊原料は輸出環境に出口見えず－

摘要

韓国の2013年における主要石化製品生産(合成樹脂·合繊原料·合成ゴムの合計)は前年比2.2%増の2,184万トン、輸出は2.5%増の1,204万トン、内需は1.7%増の1,079万トンとなった。合成樹脂は生産·輸出·内需とも6%台の伸びを示したが、合繊原料は中国を中心とする大増設の影響でいずれもマイナスとなり、トータルの増加量は小幅にとどまった。2014年は生産が2.4%増の2,236万トン、輸出が1.9%増の1,270万トン、内需が3.2%増の1,113万トンと増勢を維持する見込み。ただし、合繊原料は生産が微減、輸出が3.4%減と予想している。