拡大するアジアの合成ゴム産業～自動車向け中心に投資活発化（下）－多様なゴムの投資計画／欧米でも新増設多数－

摘要

合成ゴムの最大用途である自動車タイヤは、一般的に天然ゴム50～55％、SBR（スチレン·ブタジエンゴム）20～25％、BR（ブタジエンゴム）15％程度のほか、タイヤのインナーライナー用途として用いられるIIR（ブチルゴム）などで構成される。合成ゴムとして最も使用量が多いSBRのほか、BRやIIRなど様々なゴムの新増設が進hでおり、欧州でも着実な能力アップが図られている。