世界のP P新増設、2019年は360万t増加～うち中国では200万t - 2020年も投資計画は多数/870万tのうち中国570万t-

摘要

世界では毎年200～300万トンずつの能力増加が見込まれているP P (ポリプロピレン）。2019年に稼働開始したP P新設備は世界で11基· 360万トン規模だったとみられる。国別では、中国が5基· 200万トンと最も多かったほか、中央アジア地域でも1基の新設備が稼働したとみられる。日本でも約15年ぶりに新設備が1基立ち上がった。一方、シエール由来の原料を使うェタンクラッカーの新設が相次ぐ米国では、プロピレンショートのため投資はほとhどなく、 2019年はゼロだった。新型肺炎の影響で需要停滞が予想される中、2020年に完成する予定のP P能力は世界で870万トンと前年の2. 4倍にも膨らむ見通しだ。