「建築鋼構造の理論と設計」--鋼構造設計技術者のための本格的解析技術書

摘要

この本を見た第一印象として、「京大らしい」と懐かしく思った。著者とは多くの研究を共に行った経験もあり、また親友でもあるが、人間性そのものがにじみ出ている。 本を贈って貰った時、早速電話をかけた。 「労作だネ。しかし、この値段はまわりの人から嫌われるよ。 世間の相場というものがあるだろう」。 袱い洹ⅳ长蝹幎韦浅隼搐蓼螭亭蟆工趣未黏ā 裏表紙に定価：本体1,900円（税別）とある。 しかも物差で計ったら厚さ25mmもある（厚さだけをほめているのではないので、著者はここだけで怒ってはいけない）。 ご本人は、「学生や大学院生の講義用にと思って、なるべく安くした」との弁である。