岡部 鉄骨梁貫通補強材「OSリング」発売片面取り付けで溶接施工費を大幅削減

摘要

岡部（本社·東京、大野要社長、営業本部TEL．03-3624－5336）は、鉄骨梁貫通補強材「OSリング」を4月1日から発売する。梁貫通孔に補強板を溶接する従来工法に替わる新工法で、構造性能に優れ、溶接など施工時間が短くて済み、梁補強コストを大幅削減する。 既に日本建築センターの一般評定を取得している。 染貫通孔の補強は、これまで四角い補強板を開口部の両側に当て、全線隅肉溶接で取り付ける工法が採用されていた。新工法の「OSリング」は、貫通孔を設けたH形鋼梁の構造性能を確保するために用いるリング状の金物で、外周部だけを全周隅肉溶接を施し、H形鋼のウェブ片面だけに取り付ける。 円周溶接のためロボットなどを使用した自動溶接も加工で、施工性が良い。