「大屋根鉄骨スライド工法」で施工

摘要

川崎市発注のJR川崎駅東口駅前広場再編整備工事の中核となる「ガラス大屋根·吊り天井」の建設で、大屋根鉄骨スライド工法が採用された。大屋根鉄骨を丸ごと移動して所定の位置に設置する技術で、終日込み合う駅前広場で建物を施工する工法として注目を集めている。ガラス大屋根?吊り天井は約1，000m~2を覆い、構造はS造を採用。ガラス大屋根はトラス構造で、ガラスの吊り天井架構にNSテンションシステムを採用している。設計·監理は日建設計シビル＋安田アトリエで、サットコンサルタント＋竹内徹研究室が構造設計を担当、鹿島·五洋·鉄建·重田JVが施工　し、昨年8月に大屋根部が着工した。