中東遠総合医療センター（掛川市·袋井市新病院）

摘要

中東遠総合医療センター（掛川市·袋井市新病院）は静岡県内の両市民病院を統合し、高度医療に対応する地域の中核病院として計画された。両市では2007年12月に「掛川市·袋井市新病院建設協議会」を設立して地域医療再生に向けた基本構想を練り、2009年1月に新病院の合同建設が正式に決定した。新病院は両市民が必要とする質の高い医療を提供することを基本とし、地域救急体制の核として2次救急を中心に充実した救急医療体制を構築すること、災害時には両市民の命を守るための拠点となることを目指している。