10％増加、台湾、中国向け好調に推移

摘要

産業用ガス検知警報器の主力を占めるエレクトロニクス分野の10年の需要は58億円、10％増加となった国内向けは微増であったが、台湾、中国、韓国など東アジア向けが好調に推移した。海外比率（直接）は15％前後、間接を含めると20～30％程度と見られる。他のエレクトロニクスガス関連機器分野に比べれば低い印象があるが、日本はガスセンサ方式が基本であるのに対して、韓国ではケミカルテープ式が主流であるなどの市場性の違いが要因となっている。 但し、検知速度が速いガスセンサ方式が台湾、中国だけでなく韓国でも徐々に普及が進hでいる。