エア·ウォーター食肉加工の相模ハム（藤沢市）を子会社化第3者割当増資6億円で筆頭株主に、今期食品事業売上高倍増見込む

摘要

エア·ウォーター（青木弘会長）は、ハム·ソーセージなど食肉加工製品の相模ハム（藤沢市、資本金12億2450万円、藤巻立滋社長）を連結子会社化する。同社が実施する第三者割当増資で、全株を引き受け筆頭株主となる。引き受け価額総計は6億2055万円。関東市場を中心に食肉加工製品の小売りで販売力·ブランドカを持つ同社を子会社に加えることで、エア·ウォーターグループの食肉製販企業、春雪さぶーる（札幌市、松本信社長）との相乗効果が見込めるとして買収に乗り出したものである。相模ハムが加わることで今期（10年3月期）のエアーウォーター食品事業売上高は、前年比倍増の200億円強に達する見込み。