自動化投資加速で海外向けロボット事業強化

摘要

2013年度上半期のダイヘンの溶接メカトロ事業業績は、売上高11．5％増の174億円、営業利益は円高是正が大きく貢献し、200％増の18億円で推移した。同社田尻哲也社長は「復活の兆しが見えてきた」とし、13年度通期グループ全体の売上高をリーマン前の07年度以来の1000億円に上方修正した。既に同社では4月1日付けで、従来のカンパニー制を廃止し、溶接機事業部やメカトロ事業部等からなる8つの事業部制に移行し大きく舵をきった。