コークス炉炭化室炉壁間距離測定システムによる炉壁煉瓦欠損、及び炉壁カーボン付着に関する考察

摘要

日本国内でコークス炉の平均寿命ほ約3囲三とされ、炉命を制すると考えられる耐火煉瓦構造を有する炭化蓋については、近年その老朽化に伴う、各種捕臥寿命判断か行われている。 我々はコークス炉老朽化の判断指標の一つとして炭化室炉壁問距離を取り上げ、1996、及び1999年に、炉壁間距離測定システムを用い、独DMT社と共同で関酉熱化学加古川工場コークス炉での熱間測定を行い、炭化室炉壁煉瓦欠主臥及び炉壁カーボンの付着傾向を把握した。 可搬式の炉壁間眼姉別定システムの測定器を押出機ラムビームに設置し、測定対象炭化室内にラムビームごと一定速度で進入させ、炉壁問距離を打SからC/Sまで連続測定した。 また、同測定システムの闇資性確認として、同一炭化蓋で、人力による炉壁カーボン落とし実施前枚でその測定デ…タの比較を行い、再現性と測定精度の確認を行っている（Fig．1）。