ラウンドビレット連続鋳造における凝固末期冷却技術の開発--（ラウンドビレット連続鋳造における軸心割れの改善－2）

摘要

低炭素鋼及び低炭含Cr鋼では凝固過程におけるフエライト温度範囲が広いため、ビレット中心部に軸心割れが発生し、製管時に内面疵が発生する。 本研究では鋳片最終凝固区間において鋳片表面を冷却することによって中心部に圧縮応力を付与し軸心割れを防渡する技術（凝固末期冷却技術；FCCR）を開発した。