一Q国産ナフサ価格値上がり、kl六万五千円も韓国、台湾両国、スポット大量買いに乗り出す

摘要

韓国、台湾の石化センターはエチレンプラントのフル操業体制に入っているが、わが国も今年一－三月期（一Q）は九〇％台が予想されるなど、中国の旧正月明けの買い注文に期待が高まっている。円安の進行により国産ナフサ価格も値上がりしており、今年一Qはkl六万二千～六万五千円が見込まれている。わが国石化メーカーでは、中国を中心にした石化品の輸出が再び活発化してくれば、稼働率を引き上げることになろうが、一方で韓国、台湾勢が大量のスポットナフサ買いに乗り出しているだけに、価格も上昇。