プレス自動化のための電気制御入門(16)加工品反転装置製作効率化2

摘要

前回(2015年6月号)はシーケンス制御の動作を説明したが本稿では機器の説明と100V回路、空気圧制御を解説する。光電センサは図1で(3)(9)(10)(11)で4個使用しているが機種は同一で動作距離は3～5cm前後に短く設定してある。設定距離の調整は距離設定ツマミで調整する。加工品挿入、排出用電動機(19)(20) (Y4)(Y5)は同一仕様の電動機を使用し、単相AC100 V 15Wインダクション電動機に50対1ギヤヘッドを取り付け、出力回転数は毎分30回転である。インダクション電動機に減速機を一体組み付けてあり、減速機出力軸にゴムローラーを取り付け、加工品を受け板1に挿入、受け板2から排出させる。