全フッ素光学樹脂光ファイバー

摘要

次世代ブロードバンドサービスの本命といわれるFTTH（Fiber To The Home）は現在、急速な拡大が見込まれている。 高画質動画映像などをパソコン、オーディオ、ビデオ、ゲーム機などの情報端末の間で自由にやり取りするためには従来のノ電話線や同軸ケーブルでは限界がある。 そこでFTTHを実現することにより、大容量データをストレスなくやり取りすることが可能になり、家庭やオフィスでのインターネット環境を大幅に改善することができる。 そのようなことから、ギガビット/秒程度の大容量伝送が可能な光通信によるネットワーク化が求められてきているのである。 しかし、従来から長距離幹線系で使用されている石英光ファイバーは径が細いため接続コストが高く、しかも折れやすいため、施工コストが大半を占めるオフィスや家庭内での利用は進hでいないのが実状である。 そこで、接続が簡単で柔軟性のあるプラスチック光ファイバー（POF）が注目を集めるようになっている。