東商取16年度決算で営業損失計上取引所システム前倒し償却実施が影響

摘要

東京商品取引所は5月26日、2017年3月期の決算発表を行った。決算発表では、溝田隆道代表執行役社長が内容を述べた。まず、営業収益については、1日平均取引高が前期比3，000枚減少したことなどにより、前期比5，500万円減の29億5，100 万円（前期30億700万円）であったと言及。営業費用については、旧取引シス テムに関わる前倒し償却の4億3，400万円を実施したことなどから、営業費用が 前期比で5億4，700万円増の41億1，400万円（前期35億6，700万円）となり、 その結果、営業損失が前期比▲6億200万円の▲11億6，200万円（前期▲5億5，900万円）となったと述べている。