震災対応とトッパー論議は質が違う高原一郎資源エネルギー庁長官会見

摘要

高原一郎資源エネルギー庁長官は18日記者会見し、経済産業省が検討を進めている緊急時における石油製品供給体制の素案において、対応が油槽所やSSなど下流部門が中心で、常圧蒸留装置（トッパー），能力の見直しなど製油所周辺の対応が含まれていないとの指摘があることについて「トッパー（能力削減）の論議は、もっと構造的なもので、足元の体制整備を優先する今回の緊急時対応の検討とは質が違う」「どのようなものを確保すれば、震災時の対応がうまく出来るか考える必要がある」との見解を示した。