25道府県に値下り増加、収益悪化懸念8月中旬のレギュラー全国平均現金142円

摘要

石油元売会社筋がまとめた、8月17日現在のレギュラーガソリン現金市況（実売価格）は、全国平均で142円と8月10日調査に比べ1円値下り、値下りしている地域は、栃木など25道府県に増加している。 8月15日に石油情報センターが発表した13日現在のレギュラーガソリン調査では、東京など5都県で値下りしているのにとどまっていたが、週末の5日後に石油元売会社筋が調査した17日現在の現金市況は、値下りしているのは10日調査の8地域から25地域に増加、昨年の8月と同様に最高値を更新したものの、実質的15日間しか市況是正による収益増が確保されたにとどまり、石油元売各社、販売業界の収益状況は上期末に向けてさらに悪化することが予想されている。