リーマン·ショック機に生産性3割増に挑戦 社長が褒め上げる改善発表会で活気付く

摘要

リーマン·ショック直後に受注が急減、経常赤字に転落した。嫌われる作業「5悪」を取り除き、生産性3割アップを目指萩改善活動を推進。叱りと褒めのメリハリを利かせて活動を盛り土帆現場に活気を取り戻していく。2010年度に約11億円のコスト潮減効果を土げるをど、V牢固復に貢献した。牧中敬称略）神戸製鋼子会社であるコベルコ建機の広島事業所は、2008年秋のリーマン·ショックの発生後、ピークから9割以上も受注が減る危穂に見舞われた。派遣社員の契約を止めるなどして、700人ほどいた従業員を400大削減。残った従業員の士気も消沈じた。沈滞した現場を活気づけること。受注回復期を視野に利益を稼げる体制を整え、海外拠点の手本となる改善マザー工場になること。2つの目標の下こ専務執行役真の黒田清和と統園製造室室長の森田博史は改善活動の旗を振り、「5悪」と呼ぶ現場で嫌われる作業の撲滅を徹底。「からくり改善」などを取り入れると作業が容易になることを体準じた現場の従業員たちは、次第に活気を取り戻していく。2011年3月期には改善活動の開始以前と比較じて生産性が3割向上。全体で約11億円のコスト削減効果を得るなど、業績回復に貢献した。