堀川産業「エネクル幸手」竣工災害対応に中核並み設備、職場環境に配慮

摘要

堀川産業㈱が埼玉県幸手市に建設中の充填所工場「エネクル幸手」が完成し3月29日、現地で竣工式を行った。首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の建設に伴う移転·新設が計画され、SS、オートガス事業を廃止する一方、LPガス貯槽量で2.5倍と充填能力を増強した。開会挨拶で、堀川雅治社長は、災害時にも事業継続可能なガス発電機、自家用給油設備（ガソリン、軽油）、社員が生活可能な飲料水、食料（100人×3日分）などを備えていることから「中核充填所に匹敵する体制を整えている」と紹介、また、女性用パウダールームや、1人1室の宿直室を設けるなど、職場環境面への配慮についても明らかにした。