大阪ガス、ガス機器リースでヨンロ·オーブンを大幅増販－新たな顧客層へのPR効果など、リビング事業部·中村係長に聞く－

摘要

東日本大震災後は被災地への製品出荷の優先、部品生産工場の停止による品不足、積極的営業活動の自粛－などでガス機器販売は今春、全国的に停滞したが、ここにきてようやく品薄感や自主ムードも緩和され、ガス事業者の営業活動も通常に戻りつつあるようだ。2010年3月から開始したビルトインタイプのコンロリース制度「らく得リース」の効果により、前期比3割の増販を達成、2011年3月からは同制度に給湯暖房機や浴室暖房乾燥機を加えた大阪ガス㈱も大震災を機にテレビCM等を自粛したが、ゴールデンウィーク明けから再開し徐々に本来の活動に戻していったという。本稿は同社リビング事業部の中村俊彦係長にリース活用の効用、今後の取組みなどについて聞いた。