24年LPガス消費者事故速報値252件に:「全L協保安講習会」保安行政、バルク検査等テーマ

摘要

（社）全国LPガス協会は2月20日、東京·港区のホテルJALシティ田町東京で平成24年度保安講習会を開催した。出席者は約200人。「最近のLP保安行政について」と題し講演した福田敦史·経済産業省ガス安全室長は「24年1～12月の一般消費者事故数は、前期を26件上回る252件となった。3年連続で前年比10％以上増加、平成2年の262件以降では最多」とし、要因としては雪害事故が64件と例年に比べ多いことが挙げられるため「雪害事故などの抑制に更なる努力が必要」などと述べた。また、次回液化石油ガス小委員会では、詳細な事故統計分析と共に25年度保安対策指針、バルク告示検査手順などが検討されることなどを明らかにした。