電力システム·需給構造を改革再生可能·省エネルギー推進

摘要

エネルギー·環境会議は、「当面のエネルギー需給安定策～エネルギー構造改革の先行実施～」に掲げる「エネルギー需給関連の規制·規制改革リスト」を具体化した「政府のエネルギー規制·制度改革アクションプラン」（規制改革アクションプラン）を策定する。エネルギー需給安定行動計画本体や電力会社の需給対策アクションプランと相まって、エネルギー構造改革を先行的に実施し、当面のピーク時の電力不足と電力コストの上昇を最小化する。規制改革アクションプランにおいては、①電力システムの改革、②再生可能エネルギーの導入加速（供給構造改革）、③省エネルギーの推進（需要構造改革）の3点を柱とし、現時点で政府が取り組むこととしている、または検討中の規制·制度改革事項を「実施·検討事項詳細リスト」に取りまとめた。これらの重点課題については、検討を担う各省から、年末にエネルギー·環境会議に進捗状況を報告し、年度末には検討結果の報告を行なう。原則として、今年度中に結論を得て、速やかに措置するとしている。