6月分石油需給の動向燃料油販売1425万klで4.7％減

摘要

石油連盟が発表した6月分の「石油需給の動向（速報）」によると、燃料油の国内販売量は1425万キロリットルで、前年同月に比べ4.7％減となった。ジェット燃料油のみがプラス、ナフサは横ばい、その他はマイナスとなっている。油種別にみると、ガソリンは460万キロリットルで2.0％減、灯油が74万キロリットルで8.7％減、軽油は259万キロリットルで1.3％減、A重油が112万キロリットルで12.9％減、B·C重油は125万キロリットルで22.7％減、ジェット燃料油が47万キロリットルで4.9％増、ナフサは348万キロリットルの横ばいとなった。燃料油の輸出は合計が235万キロリットルで19.2％減となっているが、ガソリン、A重油は少量ではあるがプラスとなっている。原油輸入量は1520万キロリットルで1.5％減となり、4カ月ぶりに減少となった。1位のサウジアラビアは468万キロリットルで3.4％減、2位のUAEが294万キロリットルで1.7％減、カタールは209万キロリットルで31.3％増、イランが146万キロリットルで1.5％減となっている。