腹膜外腔アプローチ単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術-導入後連続300例の検討

摘要

腹腔鏡下手術の普及とともに，腹腔鏡下鼠径へ ルニァ修復術が急速に件数を増やしている.一方，さらなる整容性追求の過程として単孔式内視 鏡手術が本邦でも報告されつつある.当科では2011年9月より腹膜外腔アプローチ単孔式腹腔鏡 下鼠径へフレニァ修复術(single incision laparoscopic surgery for totally extraperitoneal repair ： SILS-TEP法）を導入後300例を経験したので， 手術手技および成績を報告する.