循環器内科領域における抗血小板療法の実際一併用療法の適用について

摘要

冠動脈ステント留置の際には強力な抗血栓療法が必要である.ステント留置の際にはァレルギ-や消化管出血などを合併しない限り，ステント血栓症防止のため原則的にはァスピリンが無期限に投与される.さらにベアメタルステント（BMS)留置の場合には経皮的冠動脈インタ-ベンション（percutaneous coronary intervention ； PCI) PしI施行後1か月間のチェノビリジン誘導体（チクロピジン，クロピドグレル）の併用療法の有効性が確立している.