第5中足骨粗面部骨端症（Iselin病）に対して中空海綿骨スクリュ一を用いて観血的治療を行った1例

摘要

第5中足骨粗面部骨端症は，1912年にIselinが報告 したことからIselin病と呼ばれ，比較的まれな骨端症で ある.保存的治療がまず選択され，経過不良例には手術 が選択されることもある.Iselin病に対して中空海綿骨 スクリュー(cannulated cancellous screw ： CCS)を用いて治療を行い，良好な成績を得たため報告する.