ダウ、2016年通期は純利益半減～営業EBITDAは過去最高を更新

摘要

米ダウ·ケミカルの2016年連結業績は、純利益が前年比45．8％減となる39億7，800万ドル、売上高は1．3％減の451億8，158万ドルとなった。一方、売上数量（売却·買収の影響を除く）は消費者主導の幅広い需要を反映し、ほぼ全地域で増加。EBITDAは80億ドル、営業EBITDAは98億円と前年に続いて過去最高を更新、営業EBITDAマージンは0．7％増加し20％となった。2016年の営業キャッシュフローは55億ドルと、20億ドルを超える非営業項目の影響により前年比20億ドル減少したが、それらの項目を除くと2億ドルを超える増加となった。配当額は、前年に引き続き過去最高となった。