化学16社の2015年度設備投資～期首計画比1％減の9，080億円に修正

摘要

化学大手16社（旭化成ケミカルズ、宇部興産、カネカ、JSR、昭和電工、信越化学工業、住友化学、積水化学工業、デンカ、東ソー、トクヤマ、日本触媒、日本ゼオン、三井化学、三菱ガス化学、三菱ケミカルホールディングス）の2015年度連結設備投資計画額は、中間期を終えて9，080億円と期首計画より0．7％（64億円）下方修正された。ただ、投資額の見直しによる修正が主な要因であり、主要な増産投資に変更はない。前年度実績との比較では13．3％（1，069億円）増と大幅に拡大しており、業績の改善を背景に投資を積極化する各社の姿勢が窺える。