JSR、3月期営業益は2％増～合成ゴムの市況悪化が収益を圧迫

摘要

JSRの2014年3月期連結業績は、営業利益が前年同期比2％増の361億円となった。石油化学事業は合成ゴムの需給バランスが崩れたことにより、市況の悪化が収益に大きく響いた。多角化事業ではFPD材料や半導体の最先端材料が堅調に推移した。売上高は6％増の3，943億円、経常利益は9％減の396億円、純利益は17％減の252億円だった。