BTXの1月需給、3製品とも生産·内需好調～輸出も高水準継続

摘要

日本芳香族工業会がまとめた2014年1月のBTX（ベンゼン、トルエン、キシレン）需給実績（速報値）によると、3製品いずれも生産·内需ともに好調なスタートを切った。生産については例年通り定修拠点が皆無な中、主に石油系の増産によって増加し、内需も前年来の好調を持続。輸出は高水準だった前年と概ね同規模で推移しており、同工業会では「この辺りの水準で落ち着くのではないか」との見解を示している。