三井化学、新中期経営計画を策定～2013年度営業益1,000億円目指す－3カ年で投融資3,500億円／M＆A中心に「攻めの経営へ」－

摘要

三井化学は、2011年度から3カ年の中期経営計画（11中計）を策定した。2017年近傍の営業利益目標として1,500億円以上（2010年度見込み350億円）を設定し、11中計はそれに向けた成長基盤の構築期間という位置づけ。戦略的M＆A（合併·買収）を要とした新たな成長軌道を描き、最終年となる2013年度に営業利益1,000億円の達成を目指す。2009年度下期以降、徹底したコストダウンを軸とした守りの経営により黒字体質が定着したことを受け、今後は「M＆A中心に攻めの経営へ」（田中稔一社長）シフトする計画だ。