返し鉱塊成化原料の高温性状（焼結返し鉱の冷間塊成化技術Ⅱ）(S001_2)

摘要

焼結歩留まり向上と製銑プロセスからの炭酸ガスの排出抑制を目的とし、焼結工程において発生する粉焼結（返し鉱）を冷間で塊成化し、高炉原料として直接使用するプロセスを検討した。前報1)では、粒度分布の調整による冷間強度の改善、超微粉の添加による固相焼結を利用した熱間強度向上効果について報告した。本報では還元試験を行い、高炉原料としての特性を調査した。