経常損失55億円原油高とRFCCの減価償却で

摘要

太陽石油は、第75期（平成23年4月1日～24年3月31日）決算を発表した。売上高は、原油価格が高値圏で推移したことにより販売価格も上昇し、7520億円（前期比1846億円増）と過去最高となった。一方、原油価格の上昇は売上原価にも影響を与えており、また残油流動接触分解設備（RFCC）の減価償却費が通年で発生したことなどから、営業損失が29億円（前期比151億円減）、経常損失が55億円（前期比151億円減）、純損失が58億円（前期比136億円減）となった。