9月分石油需給の動向燃料油販売1482万klで2.9％減

摘要

経済産業省が発表した9月の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売合計が1482万キロリットルとな虹、前年同月に比べると97.1％と前年を下回った。油種別の販売量をみると、ガソリンが463万キロリットルとなり前年同月比2.5％減、ナフサが365万キロリットルとなり8.6％増、ジェット燃料油が59万キロリツトルとなり47.6％増、灯油が69万キロリットルとなり4.8％増、軽油が274万キロリットルとなり0.4％増、A重油が98万キロリットルとなり4.6％増、B.C重油が153万キロリットルとなり36.7％減となった。燃料油の生産が1515万キロリットルとなり、前年同月比3.6％増と5カ月連続して前年を上回った。輸入が278万キロワットルとなり15.7％減と前年を下回った。輸出が277万キロリットルとなり19.3％増と7カ月連続して前年を上回った。在庫が1190万キロリットルとなり3.1％減と前年を下回った。原油輸入量を国別にみると、サウジアラビアが450万キロリットルとなり前年同月比84.2％、アラブ首長国連邦が445万キロリットルとなり同109.3％、カタールが188万キロリットルとなり同78.9％、クウエートが140万キロリットルとなり同111.4％となっている。なお、今月の中東依存度は83.2％、前年同月に比べると5.2増減と2カ月連続して前年を下回った。