ブレッドボードを使って,I/Q復調方式のAM/FM両用ラジオを作りました(写真1).図1に本ラジオの全体像を示します.信号処理には,PICマイコン(dsPIC33FJ128GP802,マイクロチップ·テクノロジー)を使います.最大1.1Mspsの10ビットA-D変換器と最大100kspsの16ビットD-A変換器を内蔵し,フィルタ演算を高速処理できるDSP(Digital Signal Processing)機能をもっています.図2と図3に,AMとFMの同調回路,高周波増幅·ミキサ回路を,図4にPICマイコン周辺の回路を示します.PICマイコンの中でラジオの再生に必要な次の信号処理を行います.A-D変換→LPF→CORDIC→LPF→D-A変換
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