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【24h】

不確かなテスト集合の検出/非検出情報に基づくオープン故障の診断法

机译:基于不确定测试集检测/未检测信息的开路故障诊断方法

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摘要

近年,大規模回路に対して組込み自己テスト法(BIST)の導入が進んでいる.それに伴って,BIST環境に適応した故障診断法の開発が望まれている.BIST環境では,被検査回路の故障を検出するテストにおいて誤りを観測する外部出力及びスキャンフリップフロップを知ることは容易ではない.また,BISTで印加したテストから被検査回路の故障を検出できるテスト(検出テスト)を識別することは困難である.更に,LSIの微細化技術の進展ならびに高集積化·多層化に伴い,配線の接続不良によるオープン故障の診断が重要となっている.これまでに,筆者らは,テスト集合における検出/非検出情報のみを用いた分岐元信号線の単一オープン故障の診断法を提案している【22】.しかしながら,文献[22]では,検出テスト候補の集合には非検出テストは含まれないという前提のもとで評価を行っている.そこで本稿では,先に提案したオープン故障診断法が,BIST環境で得られる不確かなテスト集合のもとでの故障診断においても適用可能であるかを考察する.また,不確かなテスト集合のもとで,筆者らが提案したオープン故障診断法をISCAS'85及びフルスキャン化されたISCAS'89ベンチマーク回路に適用した診断実験結果を示す.実験結果から提案した故障診断法が,不確かなテスト集合を用いてもオープン故障を診断できることを示す.
机译:近年来,嵌入式自测试方法(BIST)的引入已在大规模电路中取得进展。伴随于此,期望开发一种适合于BIST环境的故障诊断方法。在BIST环境中,不容易知道外部输出和扫描触发器,这些触发器观察测试中的错误以检测被测电路的故障。另外,难以从BIST进行的测试中识别出能够检测出被测电路故障的测试(检测测试)。此外,随着LSI小型化技术的发展以及高集成度和多层化的发展,诊断由于接线不良而引起的开路故障非常重要。到目前为止,作者已经提出了一种仅使用测试集中检测到的/未检测到的信息来诊断分支源信号线的单个开路故障的方法[22]。但是,在参考文献[22]中,在未检测测试不包括在一组检测测试候选中的前提下进行评估。因此,在本文中,我们考虑是否可以将先前提出的开放式故障诊断方法应用于在BIST环境下获得的不确定测试集下的故障诊断。另外,基于不确定的测试集,显示了诊断实验的结果,其中作者提出的开路故障诊断方法应用于ISCAS'85和完全扫描的ISCAS'89基准电路。我们表明,即使使用不确定的测试集,从实验结果中提出的故障诊断方法也可以诊断出开放故障。

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