参与会報告日産自動車(株)追浜工場見学会

摘要

平成27年度第1回参与会·見学会が，7月8日（水）に神奈川県横須賀市の日産自動車(株)迫浜工場で開催された。京浜急行の追浜駅から，日産自動車の送迎バスで，東京湾に画した場所に位置する追浜工場のゲストホールに移動した。ゲストホールにて追浜工場の概要とフレキシブルラインEV車用ライン，アライアンス生産方式など見学ラインの説明があった。その後の工場見学では，車体の組立·検査ラインを見学した。1961年にわが国初の本格的乗用車工場として操業を開始した歴史ある工場で，自動車業界初の溶接ロボットを導入したこと，混流ライン（通称：NIMS＝Nissan Integrated Mamlfacturing System）と呼ばれる，同じラインで複数の車種を同時に生産する技術を業界で初めて採り入れた，他界でも屈指の自動化の進んだ乗用車組立工場として発展してきたことや．2010年10月に世界初の量産型電気自動車「日産リーフ」の生産を開始したことなどが紹介された。ゲストホールの展示場では，電気自動車「日産リーフ」の遥転席への試乗も可能であり，参加者一同，興味深い工場見学で満足の梯子であった。また，社会／地域賞献の一環として小学生ヤー般の方への工場見学も実施しているとのことで，当日も小学生の見学と遭遇した。