トクヤマ、マレーシアで多結晶シリコン年6,000t新設～2013年春稼働：当面は太陽電池向け製造に特化/650億円投資/増設視野

摘要

トクヤマは、マレーシアでの多結晶シリコン事業化計画を正式に決定した。ジーメンス法による年産6,000トン設備を新設する計画で、2011年初頭に着工し、2013年春に稼働、同年夏に販亮を開始する予定。これにより、徳山製造所（山口県周南市）との2拠点合計で1万4,200トン体制を構築する。徳山製造所では半導体向けと太陽電池向けの多結晶シリコンを製造しているが、マレーシアでは当面、需要がおう盛な太陽電池向けの製造に特化する。設備の建設費は650億円を見込む。需要拡大に応じて増設を視野に入れる。