昭和電工、中期計画を2年延長～次期中計の助走期間として再編－ポートフォリオ改善／効率的経営資源投入など重点課題に－

摘要

昭和電工は、昨年来の企業環境の激変に対応し、2006年からスタートした中期経営計画「プロジェクト·パッション」を2010年まで2年間延長し、「パッション·エクステンション」として再編·実行する。 この2年間を2011年以降の次期中期計画に備える助走期間と位置づけ、重点課題として①成長戦略と構造改革の推進による事業ポートフォリオの改善②投資の厳選による効率的な経営資源投入③徹底したコストダウン④キャッシュフローの確保⑤財務体質の強化⑥将来に向けた技術開発の強化をスピーディーに実施する。 2010年の業績イメージとして売上高9,000億円（2008年1兆39億円）、営業利益400億円（同268億円）を掲げた。